代表理事挨拶


代表理事 長井裕樹

代表理事 長井裕樹

若者に気づきと刺激を

近年、若者が様々な人との出会いを通して刺激を受け、ビジョンを持ち、リーダーシップを発揮することが、新しい産業や社会の未来を創るうえで重要となってきています。

しかしながら、学生が多種多様な人と出会い、刺激を受け、志を持てる機会はまだまだ不十分な状況です。

私自身の経験として、これまでに様々な大学からの依頼のもと日本全国累計4万人にのぼる大学院生やポストドクターへの就職活動の指導とキャリア教育を行ってまいりましたが、高学歴でも就職活動に苦戦し、自身が何をしたいのかが判らない学生がとても多い状況を目にしてきました。そして、これはひとえに学生と社会との”日常的な接点”“社会人との接点”がとても少ないことが本質的な原因だと考えるようになりました。

つまり、大学での研究が社会とどう結びつくのかを知り、社会の実際を知り、自分の知識や能力を社会にどう還元できるのかを知る機会を日常的にさらに増やしていくことが必要とされています。

一方、大学教員は大学外での経験を持たない場合が多く、社会の話題提供や大学で教育する理論と実践をつなぐためのつなぎ込みの授業を行うことなどは大学教員のみではなかなか難しく、また、大学予算は削減され教員数も年々減少傾向にあり、学外からの協力が必要な状況にあります。さらには学外からの協力を得るにも学外への呼びかけや授業のための調整には時間やコストがかかることが負担となり、これらの活動を推進する上での障害となっています。

学生が「就職活動」という自身をどこかの組織に属させるための活動を超えて、在学中に様々な刺激を受けることが自分なりの「社会への貢献意欲・問題意識・視点」を持つことにつながり、ひいては社会で役立つことに喜びを見出し活躍する人材を創出するうえで重要であるのはゆるぎない事実です。

アカデミアの観点からも「社会への貢献意欲(= Science for societyのスタンス)」は、一流の研究者が知のダイナミズム、サプライチェーンにおいて自身をいかに位置付け、社会に役立たせていくかという俯瞰的な観点を有していることからも重要であるのは明らかです。

これらの状況を鑑み、一般社団法人 知的人材連携センター(IPAC:アイパック)は学生がいきいきと学びながら成長するためのインフラを作るべく、学生・企業人・社会人が日常的に関わることのできる場として、大学教員の皆様が企業人ゲストスピーカーを招聘するお手伝いとゲストスピーカー招聘による授業作りに取組んでいます。

この活動を通して志を同じくする産学公金、市民の同士が集い、若者の成長機会創出に取組むことは、互いの絆を強めた心豊かな未来の創出につながると信じております。
知的人材連携センターは社団法人であり、様々な方に参加いただき、主役となっていただくための器です。ぜひ、本活動への参加とご理解、お力添えをよろしくお願い申し上げます。

 

団体基本情報


名 称 一般社団法人知的人材連携センター(IPAC:アイパック)
主たる事務所 東京都杉並区阿佐谷北一丁目46番13号
設 立 平成27年7月9日
目 的 当法人は、多分野の人材が議論を深め、相互に提供できる価値を確認し、連携することにより社会的価値のある活動と人材育成の場を創出することを目的とし、その目的に資するため、次の事業を行う。
(1) 産学連携による社会的な活動と人材交流の場の創出に関する情報交換の場の提供
(2) 人材の教育・育成組織の運営
(3) 産学連携による研究と教育活動創出に関する企画構想ならびに啓発活動
(4) 企画、コンセプト、技術を事業化するための連絡調整業務
(5) 企業・教育機関・団体との連携による各種活動推進のための指揮および支援業務
(6) 知的財産に関する戦略の策定業務
(7) 企業風土改革の指導ならびに支援業務
(8) 前各号に掲げる業務に附帯又は関連する一切の業務

役 員

代表理事 長 井 裕 樹
理事 木 村 光 範
メンバー数 14名(2017年3月現在)

連絡先

電話番号 03-6383-0213
mail address ipac@chitekirenkei.org